
温暖化が進んでいる現在、直接的・間接的に地球上の自然環境や人々のくらしにも少なからず影響が及ぼされると指摘されています。 このまま温暖化が進むことにより、砂漠化、氷山や氷原の減少、海岸の浸食などや異常気象の発生が進行し、さらに深刻な影響があると予測されます。
「温室効果ガス」と呼ばれるCO2やメタンなどは、太陽の熱を地球に取り込み、保温する働きがあります。CO2増大により温室効果ガスの濃度が高まり、余分な熱が放出されにくくなっているのです。
石炭や石油など化石燃料が燃焼するとCO2(二酸化炭素)が排出されます。増えすぎたCO2は熱を逃がさないよう働きます。化石燃料を使えば使うほど地球の温暖化が進行してしまうのです。

地球温暖化は二酸化炭素・メタン・一酸化窒素等「温室効果ガス」が原因となっています。化石燃料である石油や石炭などが燃焼することで発生する二酸化炭素は、大きな割合を占めています。
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の予測によると、現状のまま化石エネルギーに頼りきった経済成長を続けると、100年後の世界は平均気温が2.4~6.4度上昇し、海面の水位は最大59cm上昇するだろうと試算とされています。
平均気温が上がれば、豪雨や台風、大型ハリケーンや、農作物の生産が低下、また動植物の種の絶滅危機など、地球上のあらゆる環境に対して影響を大きく及ぼします。日本国内においても水不足や生態系の異変など問題が深刻化しています。

1992年、ブラジル・リオデジャネイロで開催された国連の地球サミットで、地球温暖化現象が主要課題として取り上げられ、注目を集めました。1994年、大気中における温室効果ガスの濃度安定化を目的とし、地球温暖化がもたらす悪影響を少しでも防ぐため、国際条約として「気候変動枠組条約」が発効。翌年の1995年から毎年開催となった締約国による会議(COP)は、1997年の京都会議(COP3)で、京都議定書を採択。法的拘束力を持つ約束として、先進国の温室効果ガス削減を掲げました。京都議定書には、2008年から2012年までの期間、温室効果ガスの排出量を先進各国が1990年レベルから削減させる割合が定められており、6%が日本の削減割合となっています。2005年には正式な発効となりました。
また、2007年6月のハイリゲンダム・サミット(第33回主要国首脳会議)においても地球温暖化問題に触れ、「2050年までに温室効果ガス排出量を少なくとも半減させることを真剣に検討する」という新たな目標を定めました。
しかし、経済成長が著しい中国やベトナムなどの国々においては、温室効果ガスの排出量は増加する一方です。例えば温室効果ガスの中でも大きな割合を占めるCO2では、2030年頃になると、アジア各国のCO2排出量の合計が現在の約3.5倍に、仮に対策が実施された場合でも約2倍になるという試算もあります。

上記のように、地球温暖化問題について、世界的な取組みが進んでいる反面、世界中にはまだまだ課題が山積みです。そして私たちのくらしにも深く関わっている問題です。
一人ひとりが危機感をもって、一歩ずつ温暖化防止に取り組むことが、私たちの地球環境を守ることに繋がるのです。
さあ、あなたも「今すぐできること」から一緒にはじめませんか。